CASE REPORT | LIPOSUCTION REVISION × SOFWAVE
脂肪吸引後の腹部拘縮にソフウェーブ2回照射|症例と経過解説
sofwave.jp|韓国みにょんクリニック銀座 院長 宋 珉英(Song Minyoung)
本コラムは、脂肪吸引後に生じた腹部の拘縮・凹凸に対して、ソフウェーブ単独(2回照射)で経過を追った症例です。脂肪吸引後修正というと、脂肪層へのアプローチ(オンダプロ等との併用)が語られることが多いですが、本症例は「皮膚由来の要素が主体」と判断したケースにおける、ソフウェーブのみでの設計例です。
脂肪吸引後修正のすべてに脂肪層への追加治療(オンダプロ等)が必要というわけではありません。凹凸・拘縮の要因が皮膚の余り・ハリ低下に主体がある場合、ソフウェーブによる真皮への引き締めのみで経過を追う設計を取ることがあります。
目次
1. 症例の概要
| 部位 | 腹部(臍周囲) |
| 既往 | 他院での脂肪吸引後、臍周囲に拘縮・凹凸あり |
| 主訴 | 臍周囲のひきつれ・凹凸感(円で囲んだ範囲) |
| 治療内容 | ソフウェーブ 2回照射 |
| 評価時期 | 2回目照射後 |
※ 個人情報保護のため、年齢・性別等の詳細は記載していません。効果には個人差があり、本症例の結果を保証するものではありません。
2. Before / After
症例情報(医療広告ガイドラインに基づく表示)
・治療内容:ソフウェーブ 2回照射(腹部)
・費用:自由診療のため、費用は診察時にご案内します(部位・範囲により異なります)
・主なリスク・副作用:赤み、熱感、軽い腫れ、左右差など。腹部への使用は国内承認の範囲外である適応外使用にあたります
・効果のあらわれ方には個人差があり、結果を保証するものではありません。
3. なぜソフウェーブ単独という設計にしたのか
脂肪吸引後の凹凸・拘縮は、①脂肪の取りムラ、②皮膚と深部組織の癒着、③皮膚のハリ低下、といった複数の要因が絡み合って生じます。本症例では、触診・視診の結果、脂肪の取り残しよりも、皮膚のハリ低下・軽度の癒着による表面の凹凸感が主体と判断しました。
脂肪層への積極的なアプローチ(オンダプロ等の併用)を行わず、真皮に熱エネルギーを届けて引き締めを図るソフウェーブのみで設計したのは、この所見に基づく判断です。すべての脂肪吸引後修正がこの設計になるわけではなく、脂肪の取り残しや癒着が強いケースでは、脂肪層への追加アプローチを組み合わせることもあります。
4. 治療の経過(1回目→2回目)
1回目の照射後、皮膚のハリにある程度の変化は見られたものの、拘縮による凹凸感が残っていたため、2回目の照射を実施しました。複数回に分けて照射することで、真皮のコラーゲン再構築を段階的に促す設計です。ソフウェーブは基本的に1回で設計することが多い治療ですが、拘縮を伴うケースでは、経過を見ながら追加照射をご提案することがあります。
5. 本症例からの考察・限界
- ✔皮膚由来の要素が主体と判断できる場合、ソフウェーブ単独でも変化を目指せることがある
- ✔拘縮を伴うケースでは、1回では変化が不十分なことがあり、複数回の照射を要することがある
- ✔脂肪の取り残しが明らかな場合は、本症例のような単独設計では限界があり、脂肪層への追加アプローチが必要になる
- ✔本症例は1件の経過観察であり、同様の結果を保証するものではない
6. リスク・副作用
- 赤み・熱感・軽い腫れ(多くは数時間〜数日で軽快)
- 左右差、効果の感じ方の個人差
- 腹部等ボディ部位への使用は、ソフウェーブの国内承認範囲(顔面・頸部)外である適応外使用にあたる
7. まとめ
脂肪吸引後の凹凸・拘縮は、原因の主体が「皮膚」か「脂肪」かによって設計が変わります。本症例は、皮膚由来の要素が主体と判断し、ソフウェーブ単独・2回照射で経過を追ったケースです。脂肪の取り残しが強いケースでは、この設計だけでは対応が難しく、脂肪層への追加アプローチ(オンダプロ等)を組み合わせることがあります。原因の見極めについては、総合解説記事もあわせてご参照ください。
韓国みにょんクリニック銀座 院長
宋 珉英 (ソン・ミニョン/Song Minyoung)
日本・韓国の両国で医師免許を取得(Wライセンス)。韓国美容の診断・デザインの考え方を日本の医療体制のもとで提供し、首しわ・皮膚由来ほうれい線・口横ドレープしわ・脂肪吸引後修正など「皮膚の余り」に対するソフウェーブ治療の症例・プロトコルを、ソフウェーブ専門サイト sofwave.jp で発信している。
経歴
- 京都大学 医学部 卒業(韓国政府国費留学生)
- 韓国 医科大学 卒業・韓国医師免許取得
- Harvard Medical School Visiting Program(2006)
- 韓国みにょんクリニック銀座 開院・院長
役職・学術活動
- JANPD(Japan Academy of Nasolabial Fold & Perioral Drape)創設者
- JABC(Japan Academy of Body Contouring)創設者
- ASLS 2026(韓国・東京)演者——口横ドレープしわをテーマに発表
- ソフウェーブ専門サイト sofwave.jp 運営
ソフウェーブ(Sofwave)について
医薬品医療機器等法における承認番号:30700BZX00082000(顔面および頸部のしわの治療)。本症例で紹介する腹部への使用は、国内承認の範囲外である適応外使用にあたります。効果・ダウンタイムには個人差があります。
・本コラムは1症例の経過を紹介するものであり、効果を保証するものではありません。治療方針は診察のうえ個別に決定します。